整理収納アドバイザー1級の試験には
1次試験と2次審査の
2つの試験があります。
2つの試験に合格することで
『整理収納アドバイザー』
と名乗ることができます。
1級1次試験は
『マークシート』や
パソコンを使って受験する『CBT試験』
という方法で
整理収納に関する知識が問われます。

2次試験では
実際にクライアントを設定し
クライアントが抱える
問題点の解決に向け
整理収納のアドバイスを
行うレポートの作成と
ZOOMによる面談を行います。
レポート作成では
『実作業編』と『提案編』という
2つの方法から
1つを選択し実践していきます。

この記事では
整理収納アドバイザー1級2次審査
『提案編』の対策について
お話していきます。
👱♂️どうやったら合格できるの?
👨🦱何に気をつけたらいいの?
👩🦱合格者の声を聞きたい!
少しでもそのように
思われている方がいれば
そのまま読み進めてくださいね。
整理収納アドバイザー1級2次試験〜提案編〜とは
整理収納アドバイザー1級2次審査の
『提案編』とは
ハウスキーピング協会の
ホームページでは
以下のように記載されています。
自分以外の第三者(家族可)をクライアントと設定します。クライアントは特定の個人、または「1人暮らしの30代女性」のようなターゲット層でもかまいません。
問題点を指摘し、解決に向けた整理収納法についてのご提案をしていただきます。
クライアントに対してどのようなファシリテイトができるのか、そこから得られる意識改革や効果、アドバイザー自身の成長についてなど、作業手順や方法、整理収納アドバイザー理論を含め、ご提案として有効なプランを具体的にまとめてください。
※過去に作成済みのプランや、理論を並べただけの内容、セミナー内容等は不可となります。
ハウスキーピング協会
要点を箇条書きにすると
・自分以外の第三者(家族可)をクライアントと設定する。
・問題点を指摘し、解決に向けた整理収納法についてのご提案をしていただく。
・クライアントに対してどのようなファシリテイトができるのか、そこから得られる意識改革や効果、アドバイザー自身の成長についてなど、ご提案として有効なプランを具体的にまとめる。
(作業手順や方法、整理収納アドバイザー理論を含める)
ということです。
『ファシリテイト』とは
クライアント自身が整理収納を実践し、
生活の質を向上できるよう、
整理収納アドバイザーが
そのプロセスを
『主導し、円滑に進めること』
とされており
単に片付けのやり方を
教えるだけでなく、
クライアントの悩みや
問題点を見つけ出し、
解決策の提案や実践をサポートします。

場合によっては
モチベーションを維持できるよう
心理的なサポートが
必要とされることもあります。
合格するにはどうしたらいい?合格者の声
1級2次試験に合格した方に
アンケートをとったところ以下の
回答がいただけました。
👨💼審査はテクニックの試験というより「人に伝える力」「相手の立場を考えた提案力」が大切です。緊張しても、笑顔で自分の言葉で伝えることを意識してください。完璧を目指すより「わかりやすさ」「相手に寄り添う姿勢」が評価につながると思います。
🧑🦰整理収納のスキルだけでなく「なぜその収納方法が適しているのか」を理論的に説明できていたと思います。また、審査員が求める「提案力」や「プレゼン力」を意識して、相手に伝わる話し方をしていたのではないでしょうか。
👩🏻相手の悩みに寄り添うことが本当に大切だと思います。そこを徹底的に考え込まないと、問題点の把握やどう改善したいのかがぶれてしまうので、相手の悩みなどをしっかり考えた上で、整理収納の理論を展開していくことが必要だと思います。
👩🦰具体的、論理的に説明をする必要があると思います。また、自分のやり方に固執しすぎないように意識し、相手がどんなことに悩んでいて、どんな生活を望んでいるのかを提案できたことが評価につながったと思います。
合格された方は
2次審査で求められていることを
的確に捉え
相手の立場に立った問題点の把握や
整理収納を行うことで
どのように生活が改善できるのかを
具体的、且つ理論的に
伝えられたことが評価につながったと
考えているようです。

まずは
相手に寄り添うことが大切です。
相手のことを考えぬき
なぜその収納方法が適しているのかを
わかりやすく
具体的に提案できれば
あなたも合格違いなしです!
更新日:2025.9.10