この記事では
『整理収納アドバイザー』と
『ライフオーガナイザー』の
『違いと共通点』について
まとめています。
どちらの資格も
『整理収納のプロ』ですが、
『民間資格』であるため
資格を認定している協会が異なります。
整理収納アドバイザーは
『ハウスキーピング協会』
ライフオーガナイザーは
『日本ライフオーガナイザー協会』が
認定する資格です。

この2つの資格の
1番の大きな違いは
『整理収納に対する考え方』です。
以下、詳しく説明していきます。
整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの違い
整理収納アドバイザーは
部屋の状態から『現状を把握』し
『目的に合わせた整理収納をする』
という理論づいたものです。
”なんのために片付けをするのか”
片付けの目的を考えることから考え
片付かない原因や問題点を見つけ出し
モノとの関わり方から見直していきます。

一方、
ライフオーガナイザーは
『感情の整理』や『思考の整理』
から始めていきます。
「自分は何が好きなのか?」
「どんな暮らしをしたいのか?」
など
自分自身のことを見つめ直し、
自分に合う方法で
お部屋やライフスタイル、
人生を整えていく資格です。

整理収納アドバイザーで学ぶ
『整理』とは
『不必要なことを取り除くこと』
とされていますが
ライフオーガナイザーでは
『捨てるから始めない片付け』
という考え方もあります。
例えば
整理収納アドバイザーの資格の場合
『なぜ捨てられないのか』
を理論的に考えて
必要なのか不必要なのかを見極め
『捨てる』という選択をしますが
ライフオーガナイザーは
完璧を目指さず
捨てるか捨てないか迷うものは
『迷いボックス』に入れてもOK
という考え方です。

また、ライフオーガナイザーに
特徴的な考え方に
『利き脳』というものがあります。
手に利き手があるように
『脳にも得意とする癖がある』と
いうことです。
これは
整理収納アドバイザーにはみられない
ライフオーガナイザーに
特徴的な考え方です。
あなたの癖である『利き脳』を
理解することで
整理収納の特徴を
4つのタイプに分類し
そのタイプによって
● ごちゃごちゃしているものが目に飛び込んでくるとイライラしてしまうため。扉をつけて見えなくする。
● 文字によるラベリングや仕切りを作って明確に片付ける場所を決める。
など

同じ場所の片付けの方法でも
その方に応じた特徴によって
片付け方法を変えていきます。
この考え方は
整理収納アドバイザーとは
全く違う視点です。
整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの共通点
『整理収納アドバイザー』と
『ライフオーガナイザー』は
どちらの資格も
『部屋をきれいにしたい』
『気持ちに余裕を持ちたい』
『心地よい空間で家族団欒を楽しみたい』
など
『生活や人生そのものをサポートする』
という共通した概念があります。

それ以外にも
どちらの資格もお客さんに寄り添いながら
サポートすることは同じです。
● お客さんへのサポート方法など実践するためのスキルを学ぶ。
●お客さんの話を聞きながら、ゴール設定や長期的なプラン作成を行い、整理収納の仕方を強要するのではなく、家主様と一緒に考えていく。
●その対象は個人レベルではなく、企業や団体を対象とすることもある。
また、
資格の構造も似ているところがあります。
● 『会場開催』や『オンライン開催』で資格の取得が可能。
● 『整理収納アドバイザー』や『ライフオーガナイザー』の肩書を名乗るには『1級』の資格取得が必要。
● 資格の構造が2級・1級など階層性であることや、今困っている収納の悩みに応じた講座を受講することができる。

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