この記事では
『整理収納アドバイザー』と
『住宅収納スペシャリスト』の
『違いと共通点』について
まとめています。
どちらの資格も
『整理収納のプロ』ですが
筆者もはじめのうちは
違いがよくわかりませんでした。

よくよく両者の資格を見比べてみると
この2つの資格の1番の大きな違いは
・整理収納の基礎を学ぶのか応用させるのか
・整理収納の対象者は誰なのか
ということが挙げられます。
整理収納の基礎を学ぶのは
『整理収納アドバイザー』
そこに応用を効かせるのが
『住宅収納スペシャリスト』です。

そして
『整理収納アドバイザー』
が対象とするのは
あなたやあなたの身近な誰か
はたまた整理収納に困っている
第3者なのに対し
『住宅収納スペシャリスト』が
対象としているのは
新築・リフォームをご希望のお客様となっています。
住宅収納スペシャリスト | 整理収納アドバイザー | |
整理収納で学べる内容 | 応用 | 基礎 |
整理収納の対象者 | 新築・リフォームをご希望のお客様 | あなたやあなたの身近な誰か 整理収納に困っている第3者 |
以下、詳しく説明していきます。
住宅収納スペシャリストと整理収納アドバイザーの違い
『住宅収納スペシャリスト』は
整理収納アドバイザー2級を取得後
受講することができます。
整理収納アドバザー2級の
上位資格ということが
できるかもしれません。

整理収納アドバイザー2級では
物の適正量を決めたり
生活動線に合った収納や
使いやすい収納など
整理収納の基礎を学ぶことができます。
整理収納アドバイザー2級について詳しく知りたい方はこちら⏬
一方『住宅収納スペシャリスト』は
整理収納アドバイザー理論を用いて
新築・リフォームをご希望のお客様に対し
それぞれの暮らしに合わせた
収納提案ができるプロです。
収納の作り方や収納仕方も大切ですが
”お客様が何を求めているのか”
心の中を知ることを重要視している資格
だと思います。

それぞれの講座で学べる内容は以下をご参照ください。
<住宅収納スペシャリストの講座内容>
第一章 片付かない本当の理由 ~人と建物との関係を考える~
第二章 聴く力・把握する力を強化 ~オリジナルヒアリングシートの使い方~
第三章 住まい手に合わせた収納計画 ~分類ツリーを使った収納の考え方~
第四章 満足度アップ!笑顔の種の見つけ方 ~お客様の心に残る提案~
第五章 ずっと心地よく住むための提案 ~リフォーム依頼の事例から学ぶ~
<整理収納アドバイザー準1級の講座内容>
●整理概論
・整理の概念を実務に応用
・整理環境改善に対する概念
・整理やモノに対する意識や概念の改善
・整理の改善活動と維持管理
●収納概論
・収納が上手くできない理由
・収納の原則
・収納の原則確定と維持管理
●家庭内整理の基礎知識
・住まいと暮らし方
・ヒアリングと分析
・家庭内の収納の基礎知識
・収納プラン
●実習
・アドバイザーシミュレーション
・メンタルシミュレーション
住宅収納スペシャリストと整理収納アドバイザーの共通点
『住宅収納スペシャリスト』と
『整理収納アドバイザー』の共通点としては
「お客様のお話をどう聞くか」
「何に困っているのか」
「どういう暮らしを目指しているのか」
といったヒアリング方法を
学べることです。
ヒアリングの仕方を学ぶことによって
お客さんの潜在的なニーズを
引き出すことが可能になります。

『住宅収納スペシャリスト』は
すでにハウスメーカーや設計事務所、
工務店などの住宅業界で働いている方が
多く受講されています。
とった知識をすぐに活かすことが
できる仕事をすでにしている方
にはおすすめです。
『整理収納アドバイザー』は
整理収納の知識やノウハウを
理論的に学ぶことができます。

自分自身の片付けのみならず
今、整理収納に困っている誰かに
あなたの知識でその誰かを
助けてあげることができるのです。
あなたが目指しているのはどこなのか
家族やお子さんのためになるのは
どの資格なのかを考慮した上で
あなたに合っている資格を
ぜひ見極めてみてください。

整理収納アドバイザーについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事ものぞいてみてくださいね⏬