整理収納アドバイザー1級の試験には
1次試験と2次審査の
2つの試験があります。
2つの試験に合格することで
『整理収納アドバイザー』
と名乗ることができます。
1級1次試験は
『マークシート』や
パソコンを使って受験する『CBT試験』
という方法で
整理収納に関する知識が問われます。

2次試験では
実際にクライアントを設定し
クライアントが抱える
問題点の解決に向け
整理収納のアドバイスを
行うレポートの作成と
ZOOMによる面談があります。
レポート作成では
『実作業編』と『提案編』という
2つの方法から1つを選択します。

この記事では
整理収納アドバイザー1級2次審査
『実作業編』の対策について
お話していきます。
👱♂️どうやったら合格できるの?
👨🦱何に気をつけたらいいの?
👩🦱合格者の声を聞きたい!
少しでもそのように
思われている方がいれば
そのまま読み進めてくださいね。
整理収納アドバイザー1級2次試験〜実作業編〜とは
整理収納アドバイザー1級2次審査の
『実作業編』とは
ハウスキーピング協会の
ホームページでは
以下のように記載されています。
自分以外の第三者(家族可)をクライアントに決めます。
知人宅・職場・実家・自宅などで、テーマに沿ってクライアントが抱える問題点の解決に向けて、整理収納アドバイザーとしての実践体験を行っていただきます。
クライアントに対してどのようなファシリテイトが出来たのか、アドバイザー自身がどのように成長が出来たのかを、ヒアリングや作業手順や内容、使用した整理収納アドバイザー理論、改善点や効果、などを含め具体的にまとめてください。
※自分が使いやすいという視点だけで作業されたものは不可となります。
ハウスキーピング協会
要点をまとめると
・自分以外の第三者(家族可)をクライアントに決める。
・テーマに沿ってクライアントが抱える問題点の解決に向けて、整理収納アドバイザーとしての実践体験を行う
・クライアントに対して『どのようなファシリテイトが出来たのか』『あなた自身はどのように成長できたのか』を具体的にまとめる。
(ヒアリングや作業手順や内容、使用した整理収納アドバイザー理論、改善点や効果などを含める)
ということです。
『ファシリテイト』とは
クライアント自身が整理収納を実践し、
生活の質を向上できるよう、
整理収納アドバイザーが
そのプロセスを
『主導し、円滑に進めること』
とされており
単に片付け方を教えるだけでなく、
クライアントの悩みや問題点を見つけ出し、
解決策の提案や実践をサポートします。
場合によっては
モチベーションを維持できるよう
心理的なサポートが
必要とされることもあります。

合格するには何を意識したらいい?合格者の声
1級2次試験に合格した方に
アンケートをとったところ以下の
回答がいただけました。
👩🦱理論だけでなく実践経験を活かし、課題に対して論理的かつ分かりやすい提案ができたからです。また自分自身の体験を交え、整理収納の効果を具体的に伝える姿勢が評価されたと感じています。
👱♂️自分的には、依頼者の生活スタイルや価値観に寄り添った提案を意識しました。また、整理収納の理論だけでなく、コミュニケーション面やヒアリングの深さを重視し、相手にとって無理のない方法を提示できたことが評価につながったと思います。
👩💼実例を交えて論理的に説明することを意識し、日常の工夫や改善点を具体的に伝えられたことが評価されたと感じます。なぜその方法が有効なのかを論理的に説明することが大切です。
👨💼相手にとって、内容がわかりやすく、理解がしやすかったからだと思っています。
合格された方は
2次審査で求められていることを
的確に捉え
相手の視点に立った
問題点と改善案を具体的にわかりやすく
説明できたことで合格されています。
そして
整理収納の理論以外にも
『自分の言葉で伝える力』や
『接し方や所作』
『コミュニケーション』や『笑顔』なども
大切だということです。
更新日:2025.9.3